カテゴリー「家庭・生活」の記事

2025年6月21日 (土)

払ってはいけない

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この本は、家計経済のパイオニアとして活躍されている萩原博子さんが投資礼賛時代の資産防衛術を書かれた本です。

著者は、家計に不安を持つ人ほど進んで財布を開いていると指摘している。

私たちは知らず知らずのうちにスーパー、病院、薬局、銀行、などでやってはいけない無駄遣いをしているとそうです。

私たちの日々の行動の多くは「その場の決定」ではなく「習慣」によるものだそうです。

そのため、悪い習慣を改めることにより、お金に困らない豊かな人生を送ることができるとのこと。

「まとめ買いをしてはいけない」「持病があっても入れる保険に飛びついてはいけない」「日本一売れている投資信託は買ってはいけない」などやってはいけない常識50篇を解説されています。

知らないと損をする大切な資産を守る情報が満載です。

本書により、少しでも生活を豊かにしていただければ幸いです。

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2025年5月10日 (土)

弱者男性1500万人時代

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一億総中流と言われた日本は過去の遺物になり、2018年のデータでは日本人の6人に一人が世帯年収127万円以下の貧困状態にあるという。

この本によれば、弱者男性とは、日本社会の中独身、貧困、障害、等といった「弱者になる要素」を備えた男性たちを指す言葉だという。

そして、「自分は弱者男性だ」と自認する男性はなんと1600万人いるという。

この本では「弱者男性」とはどういう男性のことであるかを様々なデータとインタビューに基づいて詳しく検証し、それが抱える問題点を解説している。

この本に書かれていることは、確かにそうかも知れないと納得でき、問題点もわかる気がするのだが、解決するのは難しいことだと感じるばかりです。

 

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2025年2月22日 (土)

高齢ドライバー

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高齢ドライバーによる交通事故のニュースが世間を騒がせている。

これを受けて、2017年には改正道路交通法が施行され、75歳以上のドライバーに課せられていた高齢者講習に臨時認知機能検査と臨時高齢者講習が新設された。

また、高齢者に対する運転免許証の自主返納の働きかけも行われるようになった。

しかし、自動車がなければ生活が成り立たない地域もある。そのような地域では免許証を返納した後、どのようにして生活すればよいのか。

この本では、これらの問題について、専門家の最新の知見を集めて解説されている。

 

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2025年2月15日 (土)

未婚当然時代

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平成27年版の厚生労働白書では「2035年には男性の生涯未婚率が29.0%、女性が19.2%になる」と予測されているとのこと。

この本では、結婚に向けて活動する人や結婚したい男女にインタビューをして、未婚者が増えた背景を探るとともに、結婚したい人が結婚に至るにはどうすればいいのか、また、結婚しない場合の”絆”にはどのようなものがありうるのかなどのヒントが語られています。

 

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2025年2月 8日 (土)

特殊詐欺の心理学

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「オレオレ詐欺」や「還付金詐欺」などの特殊詐欺による被害が増加しています。

行政やマスコミを通じて、これらの特殊詐欺の手口が公開され、繰り返し注意を促す活動がされているにもかかわらず増加しているのは何故か?

この本は、そのような疑問に対して心理学的な面からの研究に基づいて書かれた本です。

まず特殊詐欺にはどのような種類があるのかから始まり、その手口などが詳しく説明されています。

その後、被害者などから収集したデータの基づいた様々な考察がされています。

ただ、考察の過程がかなり専門的過ぎて専門外の私にとっては読みにくいところがありました。

実のところ、そういうところは読み飛ばし、結論の部分だけ読みました。

それでも、特殊詐の被害を減らすことの難しさが分かった気がします。

 

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2025年1月11日 (土)

デジタル遺品の 探し方 しまい方 残し方

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インターネットの普及やIT技術の進化した現代、多くの方がパソコンやスマホを使用しています。

そのため、パソコンやスマホのユーザー自身が亡くなってしまった際には、デジタル機器のログインパスワードが分からず開けない、ネット証券口座の有無がわからない等のトラブルが発生する不安が増しています。

本書は、大切なご家族が亡くなってしまったときに、いかにして「デジタル遺品」を探して、処理すべきかを解説したものです。

また、自身の「デジタル終活」(デジタル遺品に対する死後の取り扱いについて考える終活)に役立つ「デジタル遺品の残し方」についても解説してあります。

このような問題で困っている方、このような問題が起きる不安のある方などに、是非読んでいただいて、悩みを解決していただきたいと思います。

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2024年12月21日 (土)

間違いな選択

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この本は日本人が人生に於いて行っている選択は、その9割が実は間違いだと指摘しています。

例えば、エアコンは「冷房」か「ドライ」か。夏の入浴は「シャワー」か「風呂」か。「5%割引」の店と「ポイント5倍」の店、どちらで買うか。ヘルシーそうな「赤い卵」と普通の「白い卵」、どちらを選ぶか・・・。

本書では、こうした日常的な選択を多数集め、正しい答えとその理由を解説されています。

皆さんには、是非この本を手元に置いて日常の判断を間違えないようにしてください。

 

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2024年10月11日 (金)

定年格差

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2021年4月の「改正高年齢者雇用安定法」により、65歳の定年が70歳までの継続雇用が努力義務とされた。

しかしながら、この「70歳定年」が働き続けたいシニアの人々にとって、必ずしも朗報ではないと著者は書いている。

国が「70歳定年」を掲げたところで、誰もがその年齢まで働けるわけではない。

なかにはトントン拍子で次の仕事が見つかる人もいるが、それは非常にまれなケースと思ったほうがいいという。

だから、定年後に備えて準備をしているか、していないかで大きな差がつく。

その準備とは、一言でいえばマインドセット(考え方、思考パターン)の変革だという。

著者は、マインドセットが変わらなければ、同じような時期に、同じような定年を迎えたとしても、大きな格差が生まれると断言する。

その格差は収入や社会的地位といった些末な格差ではない。

幸せか,不幸せか。そんな根源的な格差を生む。著者は、これを「定年格差」と名付けている。

45歳を超える年齢の方には、是非読んでいただくことをお勧めします。

 

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2024年8月 3日 (土)

理系バカと文系バカ

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自分の好きな世界に没頭しすぎて、極端な行動に走りやすい「理系バカ」。

一方で、他人の情報を鵜吞みにして、その場の空気に流されやすい「文系バカ」。

この本では「理系」と「文系」の区別の始まりから、それぞれの思考パターンの違い、特徴を詳しく書いてあります。

まず、自分が理系か文系か考えるところから始まります。

そして、例えば人の生き方として理系が得か文系が得かなど様々な観点から語られています。

さらに、日本人における理系離れの現象に警鐘をならしています。

最後に「理系バカ」「文系バカ」に陥らないための助言がなされています。

 

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2024年6月15日 (土)

Z世代化する社会

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「Z世代」とは、明確な定義がされているわけではないようですが、一般的に1990年代後半から2012年頃に生まれた世代を指し2024年現在、20代前半から10歳前後の年齢の人が該当するようです。

この本の著者は大学の教員で経営学者だとのこと。ちなみに、著者は自らを「ゆとり世代」だと書いています。

そして、本書の狙いは「Z世代の若者を観察することで、われわれが生きる社会の在り方と変化を展望しよう」というものだとあります。

大学の教員である著者が接する大学生に関する事例が多いのですが、その後の社会人の事例をも取り上げて「Z世代」の特徴がわかりやすく解説されています。

そこには、今どきの大学生たちの考え方や、入社後の若者達が直面している問題が描かれています。

それには、「なるほど」と納得できる内容もありますが、「えっ、そうなの」と意外に感じることもあります。

そして、それは大学生達だけではなく、大人(社会)の問題でもあることがわかりました。

この本は、現役の大学生にも読んでもらいたいのですが、「Z世代」以前の大人の方にも読んでもらいたいですね。

 

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