カテゴリー「ドキュメンタリ」の記事

2024年11月 8日 (金)

外国人ヒットマン

Photo_20241009141001

この本はフリー・ジャーナリストの市橋文哉氏が書かれたドキュメンタリーです。

この本の題名にある「ヒットマン」とは、ひとことで言えばいえば「殺し屋」のようです。

この本で取り上げられている「外国人ヒットマン」とは、「大掛かりな犯罪組織の支援を受けて、偽造パスポートで入国し、アッという間に犯行に及び、検問や組織的な聞き込み捜査が行われる前にさっさと海外に逃亡してしまう」犯罪者を指します。

この本の中では、その「外国人ヒットマン組織」の恐ろしい実態が書かれています。

最近、残虐な事件が発生していますが、その中でいまだに未解決になっているものが少なくありません。

それらの事件のうち外国人のヒットマンによるものがあると書いています。 

この本では、マスコミでも大きく騒がれたいくつかの未解決事件が取り上げられて、著者の取材による犯罪の姿が描かれています。

これがすべて本当なら、とても恐ろしいことだと思います。

 

にほんブログ村 本ブログ おすすめ本へ
にほんブログ村

 

アマゾンでこの本を探す ➡ 外国人ヒットマン

2024年10月19日 (土)

シルミド

Photo_20240917080101

 これは1971年に韓国で実際に起きた事件を描いたドキュメンタリです。

その事件とは、朝鮮半島の西側、公海上にある孤島、シルミド(実尾島)で訓練を受けていた韓国空軍の秘密部隊が、三年を超す長期間の収容生活と過酷な訓練に耐えかねて教官や警備兵を射殺し、島を脱出してソウルへ攻めあがる。しかし、部隊は軍警の阻止に遭い、激しい交戦の末、最後を迎えたというものです。

この事件は韓国で「実尾島(シルミド)」という題名で映画化され2003年に公開されました。日本でも公開されていると思いますのでご覧になった方もいるかもしれません。

私もこの映画のことは知っていましたが、事件の詳しいことは知りませんでした。

事件が起きた当時は、韓国は軍事政権の時代で、現在では想像すらできないようなことが実際に行われていたようです。

この本を読んで、朝鮮半島の実態を知り、改めて深く考えさせられました。

韓国と北朝鮮は北緯38度線上の軍事境界線で分断され、両国は現在は休戦状態にあります。すなわち、朝鮮戦争は終戦ではなく休戦している状態が続いているのです。

 

にほんブログ村 本ブログ おすすめ本へ
にほんブログ村

 

2024年9月14日 (土)

つくし世代

Photo_20240816082601

この本によれば、「つくし世代」とは1992年以降に小学校に入学した世代を指しているとあります。

その名のとおり、相手に尽くす人が多い世代だそうです。この世代は「ゆとり世代」「さとり世代」などと呼ばれることもあります。

この1992年は小学校の学習指導要領が大きく改定された年です。

この本では、この「つくし世代」の若者たちがつくる流行や文化を整理し、行動や消費の傾向を紐解いていくことにより(新しいマインド)が芽生えつつあることがわかってくると言います。

欲がない、消費しない、と言われる彼らだが、仲間とのつながりを大切にし、「みんなで楽しみたい」「みんなで喜びたい」「自分ひとりではなく、誰かのために」ということに関しては他の世代にはない貪欲さを持っているという。

著者は商品や広告コミュニケーションの成功事例などを分析しながら詳しく解説してあり、それを読むと「なるほど」と納得できました。

 

にほんブログ村 本ブログへ
にほんブログ村

 

2024年8月24日 (土)

秋葉原事件

Photo_20240801214101

2008年6月8日、静岡県裾野市にある自動車工場で派遣社員として働いていた加藤智大(25歳)が秋葉原の交差点にトラックで赤信号を無視して突っ込み歩行者5人をはね、さらにトラックから降りてダガーナイフで通行人を次々と刺すという事件が起きた。

この本は、その加藤智大のことを描いたドキュメンタリです

この事件については、ニュースなどで大まかな内容は知っていましたが、犯人の詳しい生い立ちや犯行の動機などについては詳しくは知りませんでした。

この本では、この事件を起こすことになった彼の家庭環境など詳しく書かれ、また彼がはまっていた掲示板への数多くの投稿内容などかから、犯行動機を推測できる証拠があり、犯行に至るまでの彼の心の動きがわかるようです。

彼の育った家庭環境が彼の性格を作ったようです。

彼はリアルの世界で絵は自分の悩みや弱さを表現できなかった。

そんな彼の感情は、携帯サイトの掲示板と出合うことによって解放された。

自動車系の短期大学を卒業した彼は、いくつかの会社に就職するが、いずれも簡単な理由で辞めてしまう。

親しくなった友達を裏切り、職場を放棄し、借金を踏み倒し、アパートの家賃を払わないまま放置するというパターンを繰り返すのだった。

そんな彼が次第に追い詰められて犯行に及んでいく過程が掲示板への投稿の記録などから明らかになっています。

この本を読んで初めて分かったこの事件の真相には、現代社会が抱える多くの問題点が含まれているようです。

 

にほんブログ村 本ブログ おすすめ本へ
にほんブログ村