カテゴリー「書籍・雑誌」の記事

2017年11月25日 (土)

ダ・ヴィンチ・コードの真実

Photo十数年前に発表され、映画にもなった小説「ダ・ヴィンチ・コード」、小説を読んだり映画を観た方も多いでしょう。

「ダ・ヴィンチ・コード」はそのストーリーだけでなく、絵画「最後の晩餐」のユニークな解釈、「マグダラのマリア」や秘密結社「シオン修道会」、「オプス・デイ」、「テンプル騎士団」等に関する虚実が入り交じっていると思われる、とても面白い小説であった。

この小説を読んだ後、知らなかった初期キリスト教から現在のカトリックの成立の歴史が垣間見えてきます。

しかし「ダ・ヴィンチ・コード」はあくまでも小説なので、その中で語られた様々な蘊蓄のどの部分が真実で、どの部分が創作なのか良くわからない。

そんな疑問に答えてくれるのがこの本です。

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2013年5月25日 (土)

スターウオーズ

Photo_2書 名:スターウオーズから学ぶ
      自分を成長させる方法
著 者:トニー田中
発行所:中経出版

「スターウオーズの生みの親ジョージ・ルーカスは、人間であればだれでも持つ潜在意識(潜在能力)の秘めたる能力をこのスペース・ファンタジー・ストーリーに潜ませて書いていた」という前提に基づいて書かれた“成功のための人生の指南書”である。

このような“自己啓発本”はたくさんあるこの手の本の一つに過ぎないかも知れない。

しかし、あなたが熱烈なスターウオーズ・フアンだとしたら、この本は特別な意味を持つ。そんじょそこらの“ハウツー本”とは全く違う。

私は熱烈なスター・ウオーズ・フアンである。

スターウオーズはビデオとDVDで6つのエピソードすべて所有しており、今まで何度繰り返しみたであろうか。

見るたび、その奥深さに新たな感動を覚えるのである。

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2013年3月23日 (土)

清貧の思想

Photo書 名:清貧の思想
著 者:中野孝次
発行所:草思社
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この本は今から20年ほど前に発行され、当時ベストセラーになった本です。

当時はバブルがはじけたばかりの頃、高度な工業技術と生産性で日本が頂点を極め、そして下降線をたどり始めた、そんな時代の日本人の心をとらえた一冊の本です。

日本には金儲けとか、現世の富貴や栄達を追及する者ばかりではなく、それ以外にひたすら心の世界を重んじる文化の伝統がありました。

現世での生存は能う限り簡潔にして心を風雅の世界に遊ばせることを、人間としての最も高尚な生き方をする文化の伝統があったのです。

今もその伝統-清貧を尊ぶ思想-は我々の中にあって、物質万能の風潮に対抗しているのです。

それは現代の日本の1側面であり、これこそが日本文化の精髄だと信じている・・と著者はこの本の前書きの中で述べています

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2013年2月23日 (土)

夫は犬だと思えばいい

Photo_2書 名:夫は犬だと思えばいい
著 者:高濱正伸
発行所:集英社
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台所の引き出しの中で見つけたこんな題名の本。どうやら妻が内緒で読んでいるらしい。

「夫は犬だと思えばいい」、何という題名なんだろう。

この本がテレビ・ラジオ各誌で絶賛の嵐!だって?発売たちまち重版!ともある。

あまりテレビを観ないでいたから、世の中でこんな本が読まれていたとは知りませんでした。

私はこの本は読みません。絶対に読みません。でも紹介はさせていただきます。

今、巷でこんな本が流行っているそうです。

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2012年9月10日 (月)

街道をゆく 12

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書 名:街道をゆく
作 者:司馬遼太郎
発行所:朝日新聞社
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司馬遼太郎さんの「街道をゆく」シリーズは私の好きな読み物の一つです。今回は「その12・十津川街道」を読んだので紹介します。

十津川街道は奈良県の五條市から和歌山県の新宮市に至る、現在では国道168号線にあたり、奈良県の南端部に位置する十津川村を通る古(いにしえ)の街道である。

最近、豪雨で大きな被害が起きたことでも有名なったところである。明治22年にも大きな水害が発生し、その被災者家族が、北海道に集団移住し、新十津川村をつくったということでも知られている(らしい)。 

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2012年8月11日 (土)

他力(TARIKI)

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書 名:他力
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著 者:五木寛之
発行所:講談社
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「蓮如」、「親鸞」などの本を書いた五木寛之さんの書かれた本ということで買ってみた。

この本は100の章から構成され、それぞれの章は独立した内容になっており、様々な題材が取り上げられている。

氏の少年の頃からの生い立ちなども書かれており、興味深く読むことができた。「他力」というテーマについて繰り返し語られているが、他力という言葉を今まで深く考えたことがなかったことを改めて思い知らされた。

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2012年7月20日 (金)

人に振り回されずに生きる13の法則

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書 名:
人に振りまわされずに生きる
     13の法則

 
著 者:Josef Kirschner
訳 者:畔上 司
発行所:株式会社 主婦の友社
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こんなことを考えたことはないだろうか。

「私たちはみんな、他人のあら探しばかりしている。そして、他人の欠点が見つかったとたんに、自分のほうが偉いような気分になる。どうしてそんなに、あら探しをするのだろうか」

この疑問に答えるのは簡単だ。私たちは、他人を蹴落とすことによって自分の地位を高めようとしているのである。「君はまた失敗したね」と言うのは実は「僕のほうが君より上なんだ」と言っているのと同じだ。

こんなふうにして幸福感や優越感を抱くのは、まったくもって卑怯なことだ。誰もがそう思うだろう。他の人をけなして、自分がいばる必要なんかない。良い人は、他人が何と言おうと良い人なのだ。

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2012年6月30日 (土)

続・年収300万円時代を生き抜く経済学

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年収300万円時代を生き抜く経済学
森永卓郎 著
光文社 発行
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これはテレビなどでもお馴染みの森永卓郎氏が書かれた「年収300万円時代を生き抜く経済学」と言う本の続編として発行された本である。

森永氏の経歴は下記のように書かれている。

1957年生まれ。
80年、東京大学経済学部経済学科を卒業後、日本専売公社に入社。日本経済研究センター、経済企画庁総合計画局、三井情報開発総合研究所を経て、現在はUFJ総合研究所の経済・社会政策部部長兼主席研究員。(2003年現在)

 

「最初に年収300万円時代は確実にやって来る」ということで、小泉政権下での「小泉・構造改革」の結果として規制緩和とデフレの長期化、その結果、大手企業で年功序列の給与体系が崩れ、成果主義が導入され、定期昇給が無くなり、給料が上がっていくどころか、一部の恵まれた人を除いてずるずると下がっていくようになった。そして、不幸にしてリストラされてハローワークで再就職となると、一気に年収300万円が待っている。

 

そうした年収300万円時代をどう生きていくか、ということで、まず、限られた収入を効率的に使って、豊かな生活を送る知恵と工夫について語られている。
続いて、心豊かなライフスタイルを模索し実践する人たちの実例が紹介されている。

 

テレビでよくお目にかかる著者によるこの本は購入した時はあまり期待していなかったが、読み進むに従って、なるほどと思うようになった。この本が出版されたのは9年近く前であるが、時代は森永氏が予想されたとおりになっている。

 

「年収300万円時代」、今、この言葉に身をつまされる想いの方は少なくないだろう。

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2012年6月 2日 (土)

新選 日本の名城

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書 名:新選 日本の名城
発行人:杉本 惇
発行所:新人物往来社
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歴史読本という雑誌の別冊として発刊されたこの「新選 日本の名城」には日本国内の120あまりの城が、たくさんの~写真にて紹介されている。

こういう本を購入して熟読すれば、間違いなく城が好きになる。旅が楽しくなる。写真を眺めているだけでも楽しくなる。

この本の表紙の写真は現存12天守のひとつである松江城の天守閣である。この松江城は堀尾吉晴が築城し、堀尾家が3代で断絶となったあと京極氏を経て結城秀康(家康の次男)の三男・松平直政が城主となった・・・。

城を取り上げたこのような本はこの本以外にもたくさんあるので、本屋さんで手にとって、気に入った本を購入してみてはどうですか?

2012年5月26日 (土)

街道をゆく 1

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書 名:街道をゆく 1
著 者:司馬遼太郎
発行所:朝日新聞社
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今回はたくさんの歴史小説でおなじみの司馬遼太郎さんがお書きになった紀行シリーズの最初の本であろうか。1972年頃から週間朝日にに連載されたものを本にしたもののようである。

読んでみると、およそ普通の旅の紀行書とは異なる。街道を旅しながら、いにしえへの想いをつづった歴史読み物である。

この本には次の5つの街道が載せられている。

湖西のみち: 琵琶湖の西側、滋賀郡、安曇(あど)川街道、そして古街道のひとつ朽木街道。

竹内街道: 奈良県の石上(いそのかみ)神宮から、三輪山、そして葛城山脈の竹内峠へ。

甲州街道: 八王子から小仏峠へ。
葛城みち:奈良県の葛城山麗を走る今の大和街道。

長州路:下関から島根県の津和野、益田まで。

 

 

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