シルミド
これは1971年に韓国で実際に起きた事件を描いたドキュメンタリです。
その事件とは、朝鮮半島の西側、公海上にある孤島、シルミド(実尾島)で訓練を受けていた韓国空軍の秘密部隊が、三年を超す長期間の収容生活と過酷な訓練に耐えかねて教官や警備兵を射殺し、島を脱出してソウルへ攻めあがる。しかし、部隊は軍警の阻止に遭い、激しい交戦の末、最後を迎えたというものです。
この事件は韓国で「実尾島(シルミド)」という題名で映画化され2003年に公開されました。日本でも公開されていると思いますのでご覧になった方もいるかもしれません。
私もこの映画のことは知っていましたが、事件の詳しいことは知りませんでした。
事件が起きた当時は、韓国は軍事政権の時代で、現在では想像すらできないようなことが実際に行われていたようです。
この本を読んで、朝鮮半島の実態を知り、改めて深く考えさせられました。
韓国と北朝鮮は北緯38度線上の軍事境界線で分断され、両国は現在は休戦状態にあります。すなわち、朝鮮戦争は終戦ではなく休戦している状態が続いているのです。


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