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2023年4月 8日 (土)

惑う星

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主人公の宇宙生物学者のシーオ・バーンは宇宙で生命を探す研究をしている。彼は妻を亡くした後、男手一つで9歳の少年ロビンを育てている。ロビンは優しい少年であるが心の病に苦しんでいる。

ロビンの母親アリッサは生前、動物の権利を保護する為のNGOで働いていた。そんな母の影響もあり、ロビンは自然保護に強い関心を持つ少年だった。シーオは息子の治療としてfMRI(機能的磁気共鳴映像診断装置)を用いた実験的な神経フィードバック治療を受けさせることにした。

それは、生前のアリッサが残した脳のスキャンデータを元に、母の感情をロビンに追体験させ、彼の精神を解放しようというものだった。

その治療の効果は目覚ましいものだったが・・・。

この小説の舞台となっているのはトランプ大統領をモデルにしたような専制的な大統領によって分断され、機能不全に陥ったアメリカ合衆国であり、そこでは地球環境は危機的状況にあるのだった。

そんな中で苦しむ親子の物語である。

また、物語の途中に本筋とは関係なく父子が架空の太陽系外惑星を訪れ、そこに生きる生命を目撃するセクションが挟まっており、SF的な雰囲気を醸し出している。

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