デジタル化する新興国
デジタル技術の進化は、新興国・発展途上国の姿を劇的に変えつつあるという。
実際に、中国、インド、東南アジアやアフリカ諸国等において先端技術の浸透が先進国を凌駕する状況にある。
例えば、決済サービスやWeChatなどのスーパーアプリ、そして中国が輸出する監視システムなどが挙げられる。
それが新興国に住む人々の生活を塗り替えつつある一方で雇用の悪化や国家による情報操作や取り締まり強化などの負の側面も指摘されている。
この本では、なぜ新興国で先進国を超えるデジタル技術の浸透が進んだのか、それによる可能性とリスクについて各国別に解説されている。
そして、このような状況の中で日本はどのようにしていくのが良いかを解説している。
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