シリコンバレーの金儲け
この本では、現在のシリコンバレーが生まれるまでの経緯が米国の開拓史の時代にまでさかのぼってわかりやすく書かれています。
それは、ある意味で米国の発展の歴史でもあると感じました。
この地では半導体産業から始まり、現在ではIT企業をはじめとする様々な新しいビジネスの起業が行われました。
その結果、シリコンバレーはハイリスク・ハイリターンの投資をいとわない人達により、ベンチャー・ビジネスが盛んになった事が良くわかりました。
そんなシリコンバレーの発展の歴史は、様々な金儲けをもくろんだ企業の盛衰の歴史の結果だということもわかりました。
シリコンバレーでは今も次世代のビジネスを目指す起業家とハイリターンを目指す投資家達の熾烈な戦いの場であり続けているようです。
米中の先端技術分野での戦いと、新型コロナ・ウイルスの流行による世界のビジネス環境の大きな変革により、シリコンバレーも変わっていくかもしれませんし、当然、日本にも大きな影響があることは明確ですね。
ぜひ皆さんにもこの本を読んでシリコンバレーの真実を学んでいただきたいと思います。
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