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2021年9月

2021年9月25日 (土)

イーハトーブの幽霊

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ルポライターの浅見光彦は「旅と歴史」の藤田編集長に「花巻祭り」の取材を命じられた。

岩手県は宮沢賢治が生まれた地であり、宮沢賢治に関心がある光彦は二つ返事で引き受けた。そして、さっそく岩手県の花巻市へ向かった。

ところが、彼が到着するとまもなく、宮沢賢治のゆかりの地である「イギリス海岸」と「さいかち淵」で相次いで二人の男の殺害死体が発見された。

そこから、浅見光彦は事件の真相を追う活躍が始まるのだった。

今回は宮沢賢治にまつわるエピソードや作者である内田康夫さんの宮沢賢治に対する思いが強く描かれているようです。

 

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2021年9月18日 (土)

ニッポン最古巡礼

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この本では、私たちが日常生活の中で当たり前のように使っているもの、見ているもの、利用している施設や食べ物等の歴史を掘り起こして、そんなものの日本で一番古いものが紹介されています。

例えば、北海道函館市にある「日本で一番古いコンクリート電柱」とか・・・。

そして、郵便ポストに味噌、油、ダムや道路に建物、回転木馬、・・・等々。

この国の歩んできた道のりが垣間見える、それほど有名でないが暮らしに根付いた「最古」が地図と写真付きで紹介されています。

それは私たちの身近にも存在しています。

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2021年9月11日 (土)

突破口

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警視庁の組織犯罪対策部のマネロン室に所属する樫村という刑事が主役の小説です。

マネロン室というのは、当局に把握されない資金の移動経路を使用して行われる犯罪、いわゆるマネーロンダリング(資金洗浄)事案を専門に扱う部門のことです。

埼玉県の飯能市で豊島区の共生信用金庫の職員の宮本で外為法違反の容疑で手配中の男が死体で発見された。

宮本が扱っていた資金は主に密輸入された覚せい剤の代金だと考えられていた。

樫村は共生信金に勘定系システムの取り扱いデータの提出を依頼するが信金側に拒否される。

信金の理事長の八雲靖吉は政財界の裏街道を渡り歩き、右翼や暴力団にも人脈があるフィクサーだった。

そして樫村達と八雲の戦いが始まった・・・・。

 

2021年9月 4日 (土)

レオナルド・ダ・ヴィンチ

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レオナルド・ダ・ヴィンチの生涯をその作品と残された多数のメモや資料をもとに解説した本です。

その名は誰でも知っているレオナルド・ダ・ヴィンチですが、その生涯や多くの作品の制作意図などを知っている人は少ないでしょう。

レオナルド・ダ・ヴィンチは絵画や彫刻などを制作した芸術家としてだけでなく、建築家、技術者、発明家として多くの業績をあげています。

私もこの本を読んで初めて知ったことが多く、レオナルド・ダ・ヴィンチ像が全く変わりました。

彼が芸術家であるだけでなく、その科学的探究心とそれによって残された数々の業績についても、この本を読んで納得できました。

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下巻では「最後の晩餐」や「モナリザ」などのレオナルド・ダ・ヴィンチの有名な作品の制作過程や解説がされているほか、彼の画家としての活動だけでなく解剖学、光学、機械工学や水力工学、軍事技術、幾何学、舞台芸術など多種多様な探究について書かれています。

そして、この本には彼の作品の写真や残されている下絵やメモの図などが多数載っており、それも楽しめます。

この本は今まで描いていたレオナルド・ダ・ヴィンチのイメージが強烈なインパクトで一新されることと思います。

上下2巻の分厚い本ですが、是非、読んでみてください。

 

 

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