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2021年8月10日 (火)

ロッキード

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この本は1970年代に起きたロッキード事件について書かれた本です。

ロッキード事件とは、当時、日本の総理大臣だった田中角栄氏が、米国のロッキード社から賄賂を受け取り、全日空にロッキード社製の旅客機「トライスター」を購入するように働きかけたという罪に問われた事件です。

この事件により、庶民宰相として人気があった田中角栄氏が金権政治家の烙印が押されることになりました。

この事件で第一審で有罪の判決を受けた田中元総理は無罪を主張し控訴したのですが控訴審の途中で脳梗塞で倒れこの世を去りました。

田中角栄氏が亡くなったため控訴は棄却されて、この事件の真相解明は途中で終了しました。

事件から40年以上過ぎた今、この事件を振り返ってみるとあまりにも疑問点が多い・・・ということで改めて事件関係の資料を洗い直し、「真相」を浮かび上がらせたものだということです。

600ページ近くもある分厚い本でしたが、読み進めるうちに今までぼんやりとしか知らなかったこの事件について詳しく知ることができたとともに当時行われたこの裁判には多くの疑問点があることがわかりました。

近年になって、政治家としての田中角栄氏が再評価されているそうです。田中角栄氏には今の政治家にはない魅力を感じる人が多いといわれているそうです。

今の政治家に落胆している方に読んでいただきたい一冊です。

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