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2021年6月

2021年6月26日 (土)

スマホ脳

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今では誰でも持っているスマホだが、最新の研究でスマホの便利さに溺れているうちにあなたの脳が確実に蝕まれていくということが明らかになったという。

この本の著者はスエーデンの学者で精神科医で脳科学などの様々な研究データを元にスマホが人間の脳に与える影響を調べたものです。

スエーデンでは平均で一日四時間、若者の二割は7時間もスマホを使っているそうです。日本でも同様でしょう。その過度の依存が睡眠障害、うつ、記憶力や集中力、学力の低下などを引き起こすことが明らかになっています。

人間に備わった脳の働きにスマホからの刺激が作用し、上で述べたような障害を引き起こすメカニズムが詳しく解説されています。

スティーブ・ジョブスやビル・ゲイツなどのIT業界のトップはわが子に一定の年齢になるまでスマホなどのデジタル・デバイスを与えないと言っていたそうです。

スマホを片時も手放せないと思っている方、子供にスマホを買い与えるべきかどうか悩んでいる方、そんな方には是非この本を読むことをお勧めします。

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2021年6月19日 (土)

上海迷宮

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浅見光彦が活躍する旅情サスペンス、この物語の舞台は上海です。

この本は2004年発行となっていますので、発展著しい上海の状況は少し古いかもしれませんが、上海の旅情を楽しめる作品です。

中国人の登場人物が多く名前が覚えにくいのですが、巻頭に主要登場人物のリストと上海市街図が掲載されているのは助かります。

ルポライターの浅見光彦は雑誌「旅と歴史」の編集長から上海行の仕事の話を持ち掛けられたが飛行機嫌いの光彦は断った。

そんな時、T女子大の林教授から中国人の女性と会ってほしいと依頼された。

それは中国語学校の教師で法廷通訳の仕事もしているという女性だった。

その女性の依頼は2つの事件の調査だった。その一つは彼女の父が上海の公安局つまり警察に逮捕されたのでその無実を証明してほしいということ。もう一つは、東京の新宿で彼女の友達の中国人女性が殺害されたという事件の調査だった。

上海へ飛行機ではなくクルーズ船で行くという彼女からの提案を受けて、光彦は藤田編集長からの仕事を受諾するとともに事件の調査のために上海へ行くことにしたのだった・・・。

外交問題、汚職、黒社会・・・急激に発展を遂げた国際都市で起きた事件の驚くべき真実とは・・・!

2021年6月11日 (金)

警察手帳

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「警察手帳」という題名のこの本、もちろん警察手帳のこともしっかり書いてありますが、警察手帳のことのみを描いた本ではありません。

この本は「警察」について書いてある本です。

その内容を挙げると、

  30万人もの警察職員はどのような仕事をしているのか?

  刑事とはどんな人か?

  警察手帳の中身は?

  ドラマとの違いは?

  警察官になるには?

  待遇や昇進の条件は?

  警察庁とは何か?

  キャリアとノンキャリアの関係は?

等々、警察キャリア出身の作家が警察の真実を詳しく書いた、とてもユニークな読み物です。

私はテレビで刑事ドラマをよく観るのですが、ドラマによって警察のさまざまな部所や役職のユニークな個性を持った主人公が描かれています。

なので、本当の警察の姿はどんなものなのか疑問に思っておりました。

この本を読んで、本当の警察とはどんなものなのかよくわかりました。

そして、これから刑事ドラマをより楽しくみられるようになると思います。

とても参考になりました。 

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2021年6月 5日 (土)

白い悲鳴

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陸進不動産の金庫から700万円の現金が忽然と消えた。会社は事件を表ざたせず、内々で処理されることになった。

そして、当日の金庫主任の当番だった経理課の酒巻伸次と御木本平吉が責任を問われ解雇される。

金を盗むことができたのは、酒巻を含め経理課の6人のみ。納得いかない酒巻は真犯人を突き止めるべく、巧妙な罠を仕掛けるのだった・・・。

これは、この本に収録された短編「白い悲鳴」の紹介です。

上記のほかに「落日に吼える」「倦怠の海」「拒絶の影」の3編が収録されています。いずれも意表を突くどんでん返しのミステリーです。

 

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