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2020年5月 9日 (土)

驚くべきCIAの世論操作

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米国の調査報道ジャーナリストによって書かれたこの本はCIAによるメディア操作の驚くべき実態を書いたものです。

CIAは自らの非合法行為を隠ぺいし、それを暴こうとするジャーナリストを陥れ、偽りのイメージで世論を操作してきたといいます。

この本ではCIAの元職員やCIAの所業や嘘を暴こうとしてきたジャーナリストなど、多くの当事者・関係者への取材を通じて「CIAの世論操作」の実態を具体的に書いてあります。

序章に書かれているのはオバマ政権時代に米軍がお尋ね者のテロリストのウサマ・ビンラディンの隠れ家を急襲し殺害した出来事の真相です。

これを読んで、我々がマスコミを通じて知っていることとの違いに驚きました。

かつてのベトナム戦争、中南米における活動、イラク戦争、などCIAによる情報操作は私たちに誤った情報により間違った判断を生じさせました。

例えば、イラクのサダム・フセインは大量破壊兵器を開発し隠しているという情報に基づいて多国籍軍がイラクに侵攻したが、結局、大量破壊兵器は見つからなかったという出来事は私たちも良く知られている出来事です。

また、ハリウッドに対するCIAの工作により、ハリウッドではCIAを美化するような作品が大量に作られ、CIAに批判的な映画製作は妨害を受け頓挫するということもよくあるようです。

今まで私たちがCIAに抱いていたイメージが実際のCIAと如何に違っていたか思い知りました。

このような世論操作は米国のCIAの話とばかりとは思えません。

日本でも政府の情報隠蔽やメディアの政権への忖度の問題は米国と同様だと思われます。

皆さんも、是非この本を読んで権力による情報操作の実態を知り、真実を見極める目を養いましょう。

 

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