量子コンピュータへの誘い
「量子コンピュータ」という言葉を耳にすることがあります。
私はコンピュータを製造販売する会社で働いていたことがあるのでコンピュータに関しては結構詳しいのですが、「量子コンピュータ」に関してはほとんどわかりません。
そこで、このような本を読んでみました。この本ではまず、原子の構造から始まり量子論の入り口までその発展の歴史が書かれており、昔学んだ物理のおさらいをします。
続いて、現行のコンピュータの仕組みとそれを構成する基本素子(半導体)の構造と動作を復習することになります。
そして「量子コンピュータ」の基礎を学ぶことになりますが、実のところ、難解で100パーセントの理解はできませんでした。それでも、「量子コンピュータ」とはどういうものか何となくわかってきました。
もちろん、この本が書かれた時点で実用性のある「量子コンピュータ」はまだ研究段階で完成はしていません。
この本が発行されたのは2004年なので、現在はもっと進んでいることは間違いありません。近いうちに是非とも最新の「量子コンピュータ」のことを書いた本を探して読んでみたいと思います。
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