東大から刑務所へ
ライブドア事件で逮捕され刑務所暮らしをしたホリエモンこと堀江貴文氏と子会社などから秘密裏に金を引き出しカジノで106億円の負けを出して逮捕され刑務所暮らしをした大王製紙の元会長の井川意高氏の対談を本にしたものです。
その内容は実に面白い。同じように東大出身で刑務所暮らしをした二人、実は二人は対照的と言っていいほど異なるタイプの人間だったようです。
この本に書いてあるように、塀の中での暮らしでお二人は多くのことを学んだようです。
でも、長い刑務所暮らしをして出所しても、この二人の場合は、その後の生活に困るようなことも無く、普通の人からすれば、まさに優雅な生活を続けることができているようです。
二人の生まれから、成長し東大に入るまで、そして東大での生活、刑務所での生活が様々な面から語られています。
読んでみる価値のある、そして面白く読める一冊でした。