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2019年7月

2019年7月26日 (金)

慈雨

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42年間つとめた警察官を定年退職した神場は妻の香代子と共に念願の四国八十八か所お遍路の旅に出た。

その旅の途中で神場は数日前に幼女誘拐殺害事件が起きたことをテレビで知る。それは16年前に神場も捜査に加わり犯人逮捕に至った事件に酷似していたのだった。

この小説は神場夫婦の四国八十八か所の巡礼の旅を克明に描きながら、そして神場の警察官時代の消せない思い出を盛り込みながら、現在起きている事件を解決していくという物語である。

物語の中には様々な心の葛藤が描かれており、ただ事件を解決するという小説ではない面白さがある。

 

 

 

 

2019年7月18日 (木)

FACT FULNESS

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「FUCT FULNESS」とは何でしょう。この本によれば、ほとんどの人々は、事実に基づいて世界を見ることができていない。その理由は、誰もが持っている「分断本能」「ネガティブ本能」「パターン化本能」「焦り本能」など10の本能にある。この10の本能を抑えなければ、事実に基づいて正しく世界を見ることができない。

この本は、その10の本能を誰にでもわかるように説明し、どうしたらその本能を抑えることができるかを具体的に教えています。それを学び、本能が引き出すとんでもない勘違いに気づくことが「FUCT FULNESS(事実に基づいた世界の見かた)」につながるのです。

私はこの本は素晴らしい本だと思いました。今年読んだ本の中で最高の本だと思います。

そして世の中の人に是非読んでほしいと思います。

特に、社会のリーダーの方々、例えば政治家、行政に携わる方、経営者、教育に携わる方、などには是非とも読んでいただきたい本だと思います。

ちょっとお値段が張るのですが、それだけの価値がある本です。

2019年7月11日 (木)

紙の月

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角田光代さんの小説「紙の月}を読みました。この小説は数年前に宮沢りえさん主演で映画化されているようです。

主人公の梅澤梨花は会社員の夫を持つ普通の専業主婦だったが、子供がいないこともあり銀行員のパートとして働くようになった。

梨花の仕事は顧客の元を訪問し金融商品を売り込んだり書類の受け渡しをする営業の業務であった。

梨花の仕事ぶりは年配の顧客の評判がよく、上司の勧めもあり、必要な資格をとりフルタイムで働くようになった。

そんな、梨花だったが、ふとしたことから顧客のお金を横領することになるのだった・・・・。

業務上横領という行為と、その時の心理描写が相まって読み手の心にリアリティある感情が主人公と一体となって自分が体験しているような気持になり、読んでいる間にどこか後ろめたい感情さえ湧いてくるのだった。

最後は破滅しか待っていないだろうと思えるのだが、果たして結末は・・・。

 

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2019年7月 1日 (月)

歴史常識のウソ

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歴史教科書の内容がこの20~30年間で大きく変わっているそうです。

例えば、今まで「聖徳太子」だと教えられてきたあの肖像画に書かれているのは別人だった、とか、「1192つくろう鎌倉幕府」の覚え方が通用しなくなった・・・・などです。

この本の中には日本史、だけでなく世界の歴史も含め140項目の「歴史常識」のウソが紹介されています。

 

 

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