西郷どん！（後編）

「西郷どん！」の後編は奄美大島から戻った西郷が今度は徳之島に流されるところから始まり、西南戦争終結まで描かれる。

時代は西郷を必要としていた。2度目の島流しからもどった西郷どんは蛤御門の戦いの勝利で日本中にその名を知られることになる。

そして、鳥羽伏見の戦い、勝海舟との会談と、江戸城無血開城を経て、徳川幕府の時代から明治へと時代は変わる。

その後、何故、西郷が西南戦争へ巻き込まれていくのか、西郷どんの立場から描かれたこの物語で、今まで疑問に思っていたところが少しわかったような気がする。

NHKのドラマは時々見ているだけなので、この本を読んでとても良かったと思う。