未解決事件の戦後史
この本では昭和の時代(戦後間もなくの頃か平成になるまでの間)に起きた未解決事件を描いた本である。
この本では狭義には未解決事件とは言えないが、容疑者が逮捕、起訴されていても、そこに疑問が投げかけられていたり、不可解な点が多かったり、社会的に大きなしこりを残した事件も取り上げられている。
戦後間もない頃に起きた「帝銀事件」「下山事件」「草加次郎事件」「力道山刺殺事件」などから始まり、「三億円事件」など・・・。
「帝銀事件」や「下山事件」などは私が生まれる前の事件で、名前は聞いたことはあるが、詳しいことは知らなかった。
そして、「よど号ハイジャック事件」「あさま山荘事件」「ロッキード事件」「日航ジャンボ機墜落事件」など24の事件が「未解決事件」として書かれている。
時には昭和の時代のダークサイドを読んでみるのも良いではないでしょうか?
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