騎士団長殺し(第1部)
この小説は2部構成になっており、これは「第1部 顕れるイデア編」となっている。
村上春樹さんの小説には物理的に不可解な現象が描かれていることが多い。
それは、現実の世界と、夢や妄想とが区別できなくなった状態と思えるのですが、心に病を持った人だけでなく、天才と言われる人とかでも普通の人には見えないものが見えたりするものでしょうか。
この小説でも、そんな不思議な世界が書かれている。
この小説の主人公の職業は画家。
画家という職業も普通の人間とは違う人種なのだろうか?
この本の「騎士団長殺し」という題名は「?」という感じがするが、それが何を意味するかはこの本を読んでください。
村上春樹さんの小説の題名にはよくこのようなどんな物語かわかりにくい題名が付けられていますね。