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2016年11月 4日 (金)

ガソリン生活

Img_20161015_0001「ガソリン生活」という題名からして変わっていますが、実際かなり変わった小説であります。

主人公というか物語の語り手は、なんと緑色のマツダ「デミオ」という車なんです。

その「緑デミオ」を所有する望月家の長男「良夫(大学生20歳)」とその弟「亨(10歳)」が実際上の主人公というべきかも知れません。

その兄弟がたまたま乗せた女優の荒木翠が翌日、事故で急死するという事態が発生するのです。

そして、その事故の真相を明らかにするというのがこの物語の展開です。

パパラッチ、いじめ、恐喝などに望月家が巻き込まれていくという不思議な展開となっていきます。

語り手は「緑デミオ」ということですが、実は車同士がおしゃべりするという世界なので、物語は人間の世界の出来事と、それを車という位置からの視点での物語という、複雑な構成で、少々頭が固くなった私には少し難解だったとも言えます。

それを乗り越えられたのは実は私の愛車が「青色のデミオ」だったからです。

頭の柔らかい方には読みやすい小説かもしれません。

そして、「緑デミオ」にも改めて親しみを感じるようになるかもしれません。

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