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2016年9月10日 (土)

夢をつなぐ

Photo著者は2010年にスペースシャトルに搭乗し国際宇宙ステーションにて15日間にわたり宇宙でのミッションを行った日本人女性宇宙飛行士の山崎直子さんです。 

この本の副題に「山崎直子の4088日」とありますが、それは山崎さんが1999年2月10日に宇宙飛行士候補者試験に合格してから、宇宙飛行士としてのミッションを終えて地球に着陸した日までの日数なのです。 

山崎さんは千葉県松戸市生まれで東京大学工学部航空学科卒業、同大学航空宇宙工学専攻修士課程を修了し、宇宙開発事業団(現JAXA)に勤務、そして国際宇宙ステーションに滞在する宇宙飛行士候補者に選ばれたということです。 

1986年1月28日、宇宙に向かうスペースシャトル・チャレンジャー号が打ち上げからわずか73秒後に爆発した。 

このとき中学3年生だった山崎さんはこの事故をテレビで見ていたそうです。 

爆発したチャレンジャー号には7人の宇宙飛行士が搭乗していた。その中に初の民間人宇宙飛行士で高校教諭であったシャロン・クリスタ・コリガン・マコーリフさんもいた。 

山崎さんはこのスペースシャトルに高校教師のクリスタが搭乗していると知り、(学校の先生が、宇宙に行くんだ・・・)と、興味を持っていた。 

そのクリスタが乗っていたチャレンジャー号が、みんなの見ている目の前で爆発した。 

そのクリスタの思いが15歳の少女だった山崎さんの心に彼女も気づかないうちに、深く刻み込まれたのだった、と山崎さんは書いています。

山崎さんが宇宙飛行士を目指し、ついに宇宙飛行士候補に選ばれ、宇宙飛行士になるためのの訓練の数々、宇宙飛行士候補の普段の生活、そして宇宙飛行士としての任務、など、いずれも私たちにとって興味深い内容です。 

そして、山崎直子さんという女性の人柄に好感を覚えるとともに、宇宙飛行士という仕事がとても身近に感じられるようになりました。 

そして若い人たちにはこの本を読んで、将来、宇宙飛行士を目指してほしいと思います。

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