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2016年7月22日 (金)

火星の人

Photo昨年(2015年)に公開された映画「オデッセイ」の原作小説である。 

火星への有人探査計画にクルーとして参加した宇宙飛行士のマーク・ワトニーは、火星での探査任務中、大砂嵐に襲われ、全ミッションを放棄して火星からの退避を決めてロケットへ向かうが、その最中にマークを折れたアンテナが直撃する。 

クルーたちはマークが死んだと判断して火星上の軌道へ戻り、さらに地球へ帰還するためのヘルメス号に乗って出発してしまう。 

ところが、マークは奇跡的に生存していたのだった。 

火星に一人取り残されてしまったマークは、残されたわずかな物資を使って生き延びようとする。 

しかし、次の火星探船が来るのは4年後である。

 マークは植物学者としての知識を活かし、前ミッションから残留保存されていた資材を材料に水、空気、電気を確保すると、さらに火星の土とクルーの排泄物をもとに耕作用の土を用意し、ジャガイモの栽培に成功する・・・・。

基本的に物語は、マークが書いた日誌風(ログ)に書かれており、ところどころに専門用語や略語が出てくるので、記憶しながら読み進めることが大切です。

Photo_2一方、マークの生存を確認したNASAはマーク・ワトニーを救出する為に国を挙げてのプロジェクトを発動させた。

様々な試行錯誤の末にNASAが編み出した方策を実現する為には、マークは火星上を3000キロ以上はなれたところにあるMAV(火星上昇機)まで移動しなければならない。

そして、マークのサバイバルにかける過酷な挑戦が始まる・・・・。

この小説は2009年、米国の作家志望の青年が自分のウエブサイトに1章ずつ無償で公開していたものだった。

読者からのまとめて読みたいという要望によりキンドル版として売り出されたものが更に評判を呼び、紙書籍版の発行、そして映画化されたものであるという。

火星探査を題材にしたSF、映画で観るもよし、小説で見るもよし、あなたも挑戦してみませんか?

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