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2016年6月17日 (金)

無私の日本人

「無私の日本人」と題されたこの本には3つの物語が収められている。Photo

「殿、利息でござる!」というタイトルで映画化された物語は、その最初に収められた「穀田屋(こくだや)十三郎」という商人と彼の同志たちの物語である。

江戸時代、仙台藩の宿場町「吉岡宿」が舞台である。 

家数200軒ほどの吉岡宿は参勤交代の伝馬役の負担が重く、飢饉のたびに住民の夜逃げなどで家数が減り続けている。 

そんな吉岡宿で造り酒屋を営む穀田屋十三郎が、宿場町の行く末を憂う同志を募り、ひそかに始めた計画とは・・・・。 

驚いたことに、この物語は実話に基づく物語だそうな。 

江戸時代後期の庶民の貧しくとも、これほど美しき倫理道徳を持っていたことに感動!

本では淡々と語られていますが、映画では、やはりドラマチックに仕立てられているうえ、俳優さんの演技力で感情が入るので、とても感動します。

「殿、利息でござる!」という題名には違和感を感じますが、「無私の日本人」という題名に比べればインパクトはあるのでしかたないでしょうか。

地方によっては、「殿、利息でござる!」の映画は公開が終わっているかもしれません。

もし間に合うなら、ぜひ映画も見てください。 きっと感動されるでしょう。

もし、映画をご覧になる貴方が涙もろい方ならば、ハンカチをお忘れなく。

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