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2015年11月

2015年11月27日 (金)

花燃ゆ(四)

Photoやっと大河ドラマ「花燃ゆ」の第四巻が届いた。

第四巻で小田村伊之助は藩命により楫取素彦と改名する。

「花燃ゆ(四)」では慶応2年の長州藩と幕府との戦いで長州藩が幕府軍を撃破し14代将軍家茂の死去により休戦となる・・・・。

時は移り、明治政府は「廃藩置県」を断行、明治政府の意を受けた県令が各地に派遣されることになった。

毛利家の奥御殿を辞した美和は群馬県令となった楫取素彦とその妻で美和の姉の寿の求めにより群馬、前橋に移り住むことになった。

気性が荒く反骨的な県民性で「難治の県」と呼ばれた群馬県で、楫取と美和は養蚕と製糸業などの産業の発展と県民の教育に力を入れるようすが描かれています。

実は私は群馬に住んでいますが、この物語を読んで初めて知った事がたくさんありました。

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2015年11月20日 (金)

起終点駅

1この本にはタイトルになっている「起終点駅」を含め、6編の短編小説が収められている。

収められている6点の小説は舞台が北海道のどこかであり、物語の中に身寄りのない人が登場する。

「起終点駅」では60を過ぎた弁護士、鷲田完治自身が妻子と縁を切り一人で暮らしている。

裁判官であった鷲田は、わけあって裁判官を辞め、釧路で法律事務所を開いている。

鷲田は国選の弁護だけを引き受ける弁護士だった。

9月になって初めての仕事は椎名敦子、30歳の覚せい剤使用事件だった。

椎名敦子もまた十代の頃、家を出て以来、家族と縁を断って生きている女だった。

また、鷲田が学生時代関わった女性、篠田冴子も晩年は1人であった・・・・。

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2015年11月14日 (土)

宇宙がまるごとわかる本

Photoこの本は「宇宙がまるごとわかる本」という題名のとおり宇宙のことがわかりやすく書かれています。 

まず最初に太陽系について書かれており、太陽から始まり、惑星、その衛星等について書かれています。 

そして、星雲、銀河と宇宙の大規模構造にまで書かれています。 

続いて、世界と日本の宇宙開発の歴史から最新の情報まで、書かれています。 

そして、ニュートンやアインシュタインの宇宙論から、ビッグバンや最新の超ひも理論まで概略ながら、ひととおり書かれています。

多数の美しい写真とイラストにより、とても分かりやすく書かれており、小学生から大人まで楽しめるものになっています。

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2015年11月 8日 (日)

黄金の石橋

Photoテレビドラマで浅見光彦役を演じている俳優・絵樹卓夫(本名:榎木孝明という設定)が、軽井沢のセンセに相談を持ちかけた。

鹿児島に住む母親が金の石橋の古文書を渡せと、脅迫されているというのだ。

一方、浅見光彦は「旅と歴史」の藤田編集長から、九州・鹿児島の石橋の取材を依頼されていた。

さらに、藤田編集長から、緩鹿智美という鹿児島の大学に行っている彼の友人娘の様子を見てきてほしいとの用件も依頼されていた。

そんな浅見光彦の元に軽井沢のセンセから絵樹卓夫の母親の相談にのることを頼まれたのだった。

そんな訳で石橋の取材を兼ねて鹿児島を訪れた浅見光彦は、またして殺人事件に巻き込まれたのだった。

鹿児島市、川内市、水俣市、大口市、菱刈町、溝辺町等、南国・鹿児島の旅情豊かに、鹿児島市内を流れる甲突川にかかっていた五石橋を始め、多くの石橋の話題を織り交ぜて物語は進んでいく。

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2015年11月 2日 (月)

オウム事件 17年目の告白

17これは、オウム真理教の最高幹部の一人であった上祐史浩氏が書いた本である。

オウム真理教の教祖、麻原彰晃を始め、ほとんどの幹部が死刑もしくは無期懲役の判決を受けている中で、当時ロシアで活動していた上祐氏は、殺人などの犯罪に加担しなかったため3年の刑期を終え出所する。

出所後、上祐氏は教団に復帰する。

教団は名前を「オウム真理教」から「アレフ」に変える。

その後、「アレフ」内で麻原依存からの脱却を進める上祐氏と、麻原への回帰願う信者や麻原の家族等との対立が起こる。

そして上祐氏は「アレフ」脱退し「ひかりの輪」を設立し、麻原から脱却した新たな宗教活動へと進んでいる。

この本では上祐氏自身の生い立ちについても詳しく書かれている。

上祐氏は早稲田大学の修士課程に在籍中にヨーガへの関心からオウム真理教の前身である「オウム神仙の会」に入会する。

大学院を卒業した上祐氏は宇宙開発事業団(現在のJAXA)に就職するが、ほどなくJAXAを辞めオウムへ出家するのである。

私は、何故、上祐氏がオウムにハマっていったのかということがこの本を読んで少しわかってきた。

また、「オウム真理教」とはどのような集団であったのかがオウムの最高幹部の立場から書かれており、その内容はとても説得力があるものだと思う。

そして、上祐氏がどのようにして麻原の呪縛から逃れることができたのかが非常に分かりやすく書かれている。

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