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2015年7月10日 (金)

花燃ゆ(二)

Photo「花燃ゆ(二)は」たぶんドラマの第13回分からのストーリーから始まっていると思われる。

久坂玄瑞と文は祝言をあげるが、ほどなく久坂は江戸へたつ。

萩では異国より伝わったコロリ(コレラ)の病が広がってきた。

このころコレラに対する治療薬は無く多くの患者が死んでいくのだった。

一方、幕府の批判を繰り返す文の兄・吉田寅次郎(松陰)は井伊直弼の怒りを買い「安政の大獄」で処刑される。

松下村塾の塾生で文の夫・久坂玄瑞は寅次郎の遺志を受け継ぎ、攘夷決行を目指して長州藩や朝廷を動かそうと奔走する。

そして攘夷決行の日、奉行の許しが出ていないまま久坂はアメリカ商船を、そしてフランス、オランダの艦船を砲撃したのだった。

攘夷決行に沸き立つ久坂達だったが、その半月程後、アメリカ、フランスの軍艦による反撃を受け長州の砲台は壊滅し下関の町は大きな被害を受けたのだった・・・・・。

幕末に活躍した長州藩の志士といえば桂小五郎と高杉晋作が思い浮かぶ。

吉田松陰は多くの志士たちに影響を与えたが、それは松下村塾に幽閉の期間が長く、

「花燃ゆ」の(一)(二)巻では主人公の文の夫となった久坂玄瑞に焦点があたっている。

今まで久坂玄瑞という名前は知っていたが、それ以上詳しいことはわからなかった。

この小説で初めて久坂玄瑞がどのような人物でどのような活躍をしたかを知った。

久坂玄瑞、頭が良く純粋で一途に突っ走りやすく、まわりをよく見ての状況判断があまく、最後の詰めがあまい。そして、挫折にもろい。桂小五郎のような慎重さとしぶとさに欠ける。

様々な性格の人たちがそれぞれの役割を演じて歴史がつくられていくのだなーと思うのである。

楽しく読んだ「花燃ゆ」の(一)と(二)、次の(三)は発売まで少し待たなければならないが楽しみである。

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