数字でみるニッポンの医療
社会の高齢化に伴って、健康・医療への関心は年々高まっています。
ところが、医療の中身は患者からは見えにくいのが実情です。
例えば、治療を受けた時、費用がいくらかかるのか、診察や手術が終わって窓口で請求されるまでわかりません。
この本はそのような疑問に基づいて生まれたものだそうです。
この本では、医療費をはじめ、最近の社会問題にもなっている医師不足、出産・子育てや高齢者医療、がん医療など様々なテーマについて数字で日本の医療が抱える問題に迫っています。
第1章、第2章では、医療費などに関わる話題を取り上げています。
第3章では、高齢者医療がテーマになっています。
第4章では、日本人の死因のトップを占めるがん治療にまつわる数字に焦点をあてています。
第5章では、「こころの病気」として自殺と認知症を取り上げています。
第6章では、出産・子育ての問題を掘り下げています。
第7章では、「お医者さん」の実像に迫っています。
第8章では、日本の検査漬け医療の実情などを取り上げています。
第9章では、薬がテーマとなっています。
上記のようにこの本では私たちが知りたい医療に関する素朴な疑問に様々な数字で答えています。
私はこの本を読んで、なるほどそうだったのかと、納得できたことがたくさんありました。
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