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2014年10月 3日 (金)

神武東征の謎

Photo以前、このブログで「天孫降臨の謎」を紹介した。

今回の「神武東征の謎」はその続編となる。

それは皇祖神が、はじめ九州の日向の高千穂峰に降臨し、丘づたいに「野間岬」にたどり着いた。

そして、その末裔である神武天皇が「日向」の地から大和に向かって進軍したという記紀の記述がある。

「天孫降臨の謎」では三世紀の後半から四世紀の初めころ、北部九州の高良山付近に君臨していた邪馬台国のトヨが畿内ヤマトとの政争に敗れ、南部九州に逃れて、のちにトヨの末裔がヤマトに迎え入れられたために、天孫降臨神話が誕生したと説かれている。

この「神武東征の謎」では、なぜ神武天皇は「日向」の地からヤマトの地をめざしたのかを神武天皇の正体を検証しつつ、さらなる謎解きの鍵である出雲の国譲りの真相とからめて謎解きがされている。

著者の関裕二氏は古事記や日本書紀に語られる神話は実際の歴史をもとに書かれた物語であると考え、古い神社に伝わる伝承などを加味して、さらに、中国の魏志倭人伝などに書かれた邪馬台国の記述と関連付け、一連のストーリーを展開されている。

関裕二氏の描く古代史の世界では重要な神はまず大国主命である。大国主神は時には大物主神と呼ばれるなど古代史の中で様々な場面に現れる。

大国主神は古代出雲を代表する神であり、これは日本古代史の中で神話の中に登場する出雲が日本史のなかでも重要であることを意味する。

そして、記紀の中で語られる仲哀天皇の皇后である神功皇后は本当は誰であったかということに着目して実に説得力のあるストーリーとなっているのである。

詳しく知りたい方はこの本を読んでみませんか。

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