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2012年6月30日 (土)

続・年収300万円時代を生き抜く経済学

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年収300万円時代を生き抜く経済学
森永卓郎 著
光文社 発行
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これはテレビなどでもお馴染みの森永卓郎氏が書かれた「年収300万円時代を生き抜く経済学」と言う本の続編として発行された本である。

森永氏の経歴は下記のように書かれている。

1957年生まれ。
80年、東京大学経済学部経済学科を卒業後、日本専売公社に入社。日本経済研究センター、経済企画庁総合計画局、三井情報開発総合研究所を経て、現在はUFJ総合研究所の経済・社会政策部部長兼主席研究員。(2003年現在)

 

「最初に年収300万円時代は確実にやって来る」ということで、小泉政権下での「小泉・構造改革」の結果として規制緩和とデフレの長期化、その結果、大手企業で年功序列の給与体系が崩れ、成果主義が導入され、定期昇給が無くなり、給料が上がっていくどころか、一部の恵まれた人を除いてずるずると下がっていくようになった。そして、不幸にしてリストラされてハローワークで再就職となると、一気に年収300万円が待っている。

 

そうした年収300万円時代をどう生きていくか、ということで、まず、限られた収入を効率的に使って、豊かな生活を送る知恵と工夫について語られている。
続いて、心豊かなライフスタイルを模索し実践する人たちの実例が紹介されている。

 

テレビでよくお目にかかる著者によるこの本は購入した時はあまり期待していなかったが、読み進むに従って、なるほどと思うようになった。この本が出版されたのは9年近く前であるが、時代は森永氏が予想されたとおりになっている。

 

「年収300万円時代」、今、この言葉に身をつまされる想いの方は少なくないだろう。

この本の目次の一部を紹介する。

 

1章 年収300万円時代は確実にやって来る

 

 ○「小泉・構造改革」の本質は弱肉強食時代の実現。
 ○金持ちを太らせ、デフレに苦しむ国民を追い詰める税制改革。
 ○景気が回復しても、年収300万円時代は確実にやって来る。
 ○年収300万円でも創意と工夫次第で十分に豊かな生活ができる。

 

2章 生活を無理なく見直し豊かに暮らす「知恵と工夫」

 

 ○限られた収入を効率的に使って、いかに幸福な生活をつかむか。
 ○交渉力次第で住宅ローンの金利は下げられる。
 ○保険の安易な解約、掛け替えは逆に損になる。
 ○必要以上に掛けすぎている保険をチェックする。
 ○失業などで生活苦に陥ったら国民年金保険料を減額できる。
 ○家賃が下がり、生活物価も安い郊外的生活に。
 ○地方公共団体の家賃補助制度を活用する。
 ○食費は発想の転換と、ちょっとした手間を掛けるだけで抑えられる。
 ○衣料費の見直しは、つまらない見栄を捨てることから。
 ○レジャー費は無限にある割引制度を利用しよう。
 ○小遣い、生活費を補填する方法は無数にある。
 ○妻も働いてダブルインカムが断然得だ。
 ○「積極的に諦める」生活防衛。

 

3章 心豊かなライフスタイルを模索し実践する人たち

 

 [ひたすら走り回る都会の生活をオフした半農半ライターという生き方]
 [新幹線通勤によって実現した一挙両得の快適ライフスタイル]
 [年収800万円を捨て、茅葺き屋根職人に転身した理由]
 [お金は無いけど不安もない老後、信頼できる仲間との共同生活]

 

4章 本当の幸せとは?私自身の「年収300万円時代」

 ○デフレ政策は、弱い人たちを、私の仲間たちを傷つけている。
 ○それでも「勝ち組」になりたいあなたへ。
 ○年収300万円でも豊かに暮らす「予算管理とリスク管理」。


私のおすすめ・・・・。
この本はアマゾンで買えます。少し古い本なので、アマゾンで中古本を購入するなら驚くほど安く購入できます。送料は少しかかるけど。

 

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