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2012年2月 4日 (土)

ニッポン犯罪狂時代

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題 名:ニッポン犯罪狂時代

著 者:北芝 健

発行者:片桐 松樹

発 売:扶桑社

発 行:20061220

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著者の北芝 健氏はこの本によると、早稲田大学卒の元警察官で沖縄剛柔流空手六段の猛者とのこと。警視庁時代は、刑事警察や公安警察の捜査に従事。現在、法務省所轄の「アジア刑政財団」本部長理事。日本安全保障・危機管理学会顧問。ほかに漫画原作者、単行本作家、エッセイスト、空手道場主催等の顔を持つ、とある。ウイキペディアによると北芝氏には漫画や著作が結構あり、映画踊る大捜査線の原案協力者でもあるという。

 

 

 

この本には北芝氏の警察官時代の信じられないような痛快なエピソードが満載されている。警察官にもいろんな人がいるのだなと。ここではその目次とプロローグの一部を紹介します。

 

プロローグ 売られたケンカ、喜んで買います

 

テレビに出演するようになると、しばしば警察関係のコメントを求められる。例えば、
「桶川のストーカー事件での地元警察の動きはどうだったの?」
「栃木のリンチ殺人事件では警察官の息子をかばっていたのでは?」
「神戸・大学院生暴行殺害事件では初動捜査に重大なあやまりがあったのか?」
短い時間の中でコメントしなくてはならない。警察に対する厳しい言葉を簡潔にまとめざるを得ない。

もちろん地元警察に不適切対応はあった。しかし、それぞれの件に関し、そんな糾弾の一言以外にも伝えたいことがたくさんあった。限られた時間の中で相手の求める的確な言説を出すのは仕事のうちだと考えながらも、テレビの上ではとても伝えきれない様々な想いだけが残る。
何よりもテレビは紋切り型に様々な事象を切ってしまうきらいがある。
警察の不祥事を糾弾するのは見栄えが良い。
「腐っていますね、日本の警察」
と言うふうに切って捨てるのは簡単だ。

 

しかし、不祥事を引き起こすのはほんの一部の人間たちである。それを日本警察全体に敷衍して、警察そのものがおかしくなっているという結論へ簡単に落ち着こうとする。その裏には今日も全国二十七万を超える警察関係者の地道な活動が隠されている。市民の安全を守るため護民官としての使命感に燃える日々の活動がある。ただいたずらに日本の警察はおかしいと責め立てるだけでは、彼らの士気にも悪影響を与えるではないか。テレビに出ながらそんな気持ちを悶々とためこんだ。

 

日本の警察官がどのような思いで、どれほど真剣に、治安の維持に取り組んでいるのかを知ってもらいたい。そして、少しでも彼らの仕事がスムーズになるように提言をしていきたい。そんな気持ちから執筆を始め

た。・・・・・・・・・・。

第1章 激甘の少年法は断固改正へ
第2章 公安警察の謎、ちょっとだけ教えます
第3章 ネットの向こうで貴方を狙うものたち
第4章 不良外人は絶対に水際で阻止
第5章 人権派が日本を犯罪国家にした
第6章 ピンクサロンが衰退した理由
第7章 鬼畜はかたっぱしから死刑にしろ!
第8章 経済マフィアに変貌した暴力団
第9章 幼児を狙う変質者は徹底管理せよ
第10章 殺人ドライバーに正義の鉄槌を
第11章 ウソ発見機はウソを発見できるのか
第12章 北朝鮮のマネーロウンダリングを討て
第13章 アンチ警察ジャーナリズムを斬る
エピローグ 誰が身体を張って貴方を守るのか? 

以上

 

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