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2011年12月 4日 (日)

ある多重人格者の記録「24人のビリー・ミリガン」(上)

書 名:ある多重人格者の記録

24人のビリー・ミリガン(上)」

著 者:ダニエル・キイス

訳 者:堀内静子

発行所:株式会社 早川書房

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24_2

 

この本は日本では1992年に早川書房から初版が発行されたもので、1977年、アメリカ、オハイオ州で連続強姦事件の容疑者として逮捕されたビリー・ミリガンという青年のことを書いた実際にあったノンフィクションです。

 

ビリー・ミリガンには犯行の記憶が全くなかった。実は彼の内部には、ビリー本人も含め、何と24人もの人格が存在していたのです。ビリーが38カ月に時、アルコール中毒と鬱病だった父ジョニーが担架で運び出されるのを覚えている。お父さんは戻って来ず、お母さんは気が転倒して忙しくビリーは淋しく退屈していた。そんな時ビリーは眠りに落ち、別の人格クリステンが目覚めた・・・。

こうして、ビリーの多重人格の生活が始まって行く。ビリーは面倒が起るとすぐ眠りにつき、眠っている間にその面倒に対処できる別の人格が現れ、ビリーが目覚めるとその面倒なことが過ぎ去っている・・・。

 

我々普通の日常生活ではたぶん一度も遭遇しないであろう異常な世界というものは興味をそそる。多重人格ということがあることは知っているが、実際にはどんなものかは知らなかった。1人の人間の中に24人もの人格が存在する多重人格などとても想像できるものではありません。読んでいくに従い、具体的な描写により多重人格とはどんなものか次第にはっきりしてきます。しかし本当にそんな事が起こるとはなかなか信じられません。人間の脳と心の不思議さには驚くばかりです。

 

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