ニュートン別冊 「無」の物理学 (1/3)
ニュートン別冊 「無」の物理学
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編集人:水谷 仁
株式会社ニュートンプレス
2010年7月15日 発行
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第1章 真空は「無」なのだろうか。
この章では物質を取り除いた「無の空間」として真空について取り上げる。そして真空とは何もない空間ではなく、実は素粒子が沸き立っているという。不確定性原理について語り、場の量子論、極微の世界の法則、そして銀河宇宙も創造した真空の正体に迫る。
「無」というものを考える場合に,最もイメージしやすいのは「物質が何もない空間」だろう。完全な「無」の空間とは原子や分子、さらには素粒子をも取り除いた完全な真空である。こうしてできた「無の空間」であっても、そこに素粒子は誕生する。しかも、まるで沸騰しているお湯の中で無数の泡が沸き立つかのように、そこら中から素粒子が飛び出してきているという。それは極微の世界では、外部からエネルギーを加えなくても、ほんの一瞬であればエネルギーが存在するのだという。そしてこのエネルギーにより「無の空間」から素粒子が生み出されているという。これは「不確定性原理」と呼ばれる性質によって引き起こされているのだという。不確定性原理は、素粒子が「粒子」としての性質だけでなく、「波」の性質も持っていることが原因となっている。
現代物理学によると、「無の空間」は「場」と名付けられた性質を持っている。私たちが固い粒のようにイメージしがちな素粒子というものは、実際には空間を満たしている「場」が示す状態にすぎないのだという。・・・・・・・・・・・。
ここまで書いてきて自分が何を書いているのか分からなくなったのでやめます。
雑誌Newtonは多くの写真やイラストによりわかりやすく書いてあり、それを見てやっとイメージできるが文章だけではわからないよね。興味がある人はNewtonを買って読んでね。m(__)m。