変な家

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主人公はオカルト専門のフリーライター。彼は知人から家に関する相談を受けた。

知人は都内に家を買う決心をし、都内にある中古の一軒家を見つけたのだった。

開放的で明るい内装に好感を持ったが、ただ一つ間取りに不可解な点があるという。

一階の台所とリビングの間に謎の空間があるのだ。ドアがないため中には入れない。

不動産屋に聞いてもよくわからないという。

何となく気味が悪いので購入すべきか迷っているとのこと。「オカルトに詳しいから」という理由で彼に相談したらしい。

問題の家の間取りを見ると謎の空間、二重の扉、窓のない子供部屋、など不可解な部分があるのだった。

彼は知り合いの建築事務所に勤める設計士に協力を求め調査を始めた・・・。

 

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2025年7月 5日 (土)

日本の地理 九州

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この本は日本のすべての都道府県の自然や産業、交通、文化などをきれいな写真やイラストで解説した日本の地理シリーズの第1巻で、沖縄を含む九州地方8県について書いたものです。

この本は2025年3月の発行なので、その内容が最新なのが素晴らしいです。

昔、学校で習ったことが古くなっていることに感動しながら読みました。なので大人が読んでもとても有益で楽しい読み物だと思います。

今回は「九州地方」ですが、いずれ他の巻も読んでみたいと思っています。

 

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2025年6月28日 (土)

東京都同情塔

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東京の国立競技場に隣接して新しい刑務所「シンバシータワートーキョウ」が建てられることになった。

建築家・牧名沙羅の案が採用され、その画期的な刑務所は東京タワーに次ぐ高さの建物になるという。

沙羅はこの建物・犯罪者が暮らす全く新しい構想の刑務所にふさわしい名前として「東京都同情塔」が気に入っていた。彼女のその思いは多くの人々に浸透していった。

この新しい刑務所の建設には賛成する人々と反対する人々とがあり、お互い対立して終わりなき論争が続いていた・・・。

人間同士の言葉によるコミュニケーションの論争と、AIの言葉の問題をテーマにしているようですが、私には少し難解な部分がありました。

芥川賞作品にはそういう面がありますね。

 

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2025年6月21日 (土)

払ってはいけない

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この本は、家計経済のパイオニアとして活躍されている萩原博子さんが投資礼賛時代の資産防衛術を書かれた本です。

著者は、家計に不安を持つ人ほど進んで財布を開いていると指摘している。

私たちは知らず知らずのうちにスーパー、病院、薬局、銀行、などでやってはいけない無駄遣いをしているとそうです。

私たちの日々の行動の多くは「その場の決定」ではなく「習慣」によるものだそうです。

そのため、悪い習慣を改めることにより、お金に困らない豊かな人生を送ることができるとのこと。

「まとめ買いをしてはいけない」「持病があっても入れる保険に飛びついてはいけない」「日本一売れている投資信託は買ってはいけない」などやってはいけない常識50篇を解説されています。

知らないと損をする大切な資産を守る情報が満載です。

本書により、少しでも生活を豊かにしていただければ幸いです。

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2025年6月14日 (土)

かんてんぼうき

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「かんてんぼうき」とは、雲の種類や空の様子を見てこれから天気がどうなるかを予想することで、漢字で書くと「観天望気」のようです。

この本は子供用の絵本で、ほとんどのページがきれいな雲の写真で構成され、雲の説明と予想される天気の説明が簡単に分かりやすく書かれています。

私はこの本の写真と説明を読んですっきりとした気分になりました。たまにこんな本を読んでみるのも良いことだと思います。

 

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2025年6月 7日 (土)

新しい免疫入門

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免疫とは、細菌やウイルスなど、病原体の攻撃から私たちの体を守る仕組みのことである。

20世紀の終わりから21世紀の今日にかけて、免疫の常識が大きく変わったという。

この本では、最新の知見をふまえ、免疫という複雑で動的なシステムのなかで、無数の細胞がどう協力して病原体を撃退するのかを、よくわかるように解説している。

しかしながら、様々な医学用語などが出てきて、私の能力では十分理解できたとは思えませんでした。

それでも、私たちの体は、すばらしい免疫システムにより守られていることがよくわかりました。

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2025年5月31日 (土)

友が消えた

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東京の新宿の近くにある大学の学生である南方が主人公の小説である・

ある日、南方は初対面の同級生・結城から「友達がいなくなった。助けてくれないか」と相談を受けた。

南方は落ちこぼれ男子高校生だったころ、仲間たちと社会に立ち向かっていた。

そして、南方は今でも困っている人間をほっておけず、人助けのためにいくつもの難しいトラブルを解決してきたと噂が広まっていた。

最初は乗り気ではなかったが南方は結城の相談に乗り、新しい仲間たちとともに動き出すことを決意したのだった。

この小説、学園小説かと思いきや、かなりのハードボイルドな内容で、南方は優れた判断能力と並外れた武闘能力を持つ男として描かれている。

登場人物たちの渦巻く思惑と予想外の真相が次第に明らかになっていく・・・。

 

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2025年5月25日 (日)

財務省亡国論

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この本の著者の高橋氏はかつて財務省に在籍していた方で、財務省のオモテもウラも知り尽くしているという方です。

みなさんも財務省とはどんなことをする役所かは概ねご存じだと思います。

しかしながら、本当の姿は違うかもしれません。

この本の中で高橋氏によれば、財務省は本心から財政再建や経済成長のことなど考えていないと主張しています。

財務省は自分たちの権益を守ることが第一で我々の血税を利用して自らの権力を強化し、結果として国民の利益を損ない、日本の未来を奪うようなことを行っていると書かれています。

この本を読むと、なるほどと納得できます。

それ以上に、この本では難しそうな経済理論の説明がわかりやすく解説されており、「財政出動」とか「金融緩和」などの経済政策の意味が理解できて、とても有益な本だったと思います。

皆さんも是非読んでみませんか。

 

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2025年5月17日 (土)

本を読むだけで脳は若返る

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この本の著者はかつて「任天堂DS」で脳トレを監修された川島隆太氏です。

この本では題名の「本を読むだけで脳は若返る」ということを様々な検証データを駆使し詳しく述べています。

そして、紙の本を読むことに比べスマホやタブレットによる学習は脳の活性化に大きな差があるとのこと。

スマホやタブレットを頻繁に使用する子供は学力が低く、脳の発達に遅れがみられるという調査結果もあるそうです。

「読書」こそが脳を活性化すると著者は主張しています。しかも、認知症の改善、創造性の向上など、年齢にかかわらず効果が期待できるとのこと。

これは、このブログを読んでいる「読書好き」の貴方にはうれしいことだと思います。

さらに、後半では子供や若者たちがスマホやタブレットを長時間見ていることに警鐘をならしています。

 

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2025年5月10日 (土)

弱者男性1500万人時代

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一億総中流と言われた日本は過去の遺物になり、2018年のデータでは日本人の6人に一人が世帯年収127万円以下の貧困状態にあるという。

この本によれば、弱者男性とは、日本社会の中独身、貧困、障害、等といった「弱者になる要素」を備えた男性たちを指す言葉だという。

そして、「自分は弱者男性だ」と自認する男性はなんと1600万人いるという。

この本では「弱者男性」とはどういう男性のことであるかを様々なデータとインタビューに基づいて詳しく検証し、それが抱える問題点を解説している。

この本に書かれていることは、確かにそうかも知れないと納得でき、問題点もわかる気がするのだが、解決するのは難しいことだと感じるばかりです。

 

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2025年5月 3日 (土)

Newton 2025年2月号

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「量子力学」、それは相対性理論とともに現代物理学の土台となっている理論です。

この雑誌Newtonの2025年2月号では量子力学の誕生と発展を詳しく解説してあります。

最近では量子コンピュータなどが研究開発されていますが、その仕組みは難しくて理解しにくいです。

少しでも量子力学の理論に馴染もうとこのような本を読んでみました。

本号には量子力学の記事の他に、母体の神秘、レオナルドー万能人の実像、ネコの心理学、太陽系の必見スポット、「地球沸騰」への処方箋、野生動物の宝庫アマゾン、などの記事が掲載されています。

 

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2025年4月26日 (土)

M9地震に備えよ

M9

この本によれば、今後、東日本大震災と同じマグニチュード9の巨大地震が、3つ起こる可能性があるとのこと。

震源域はそれぞれ、千島海溝と日本海溝、南海トラフ、九州・沖縄沖の琉球海溝だとのこと。

この本では、この3つの巨大地震について詳しく解説しています。

更に、首都直下地震や房総半島沖地震、桜島や有珠山が噴火する可能性など、警戒すべき自然災害をわかりやすく解説されています。

読者の皆さんも最近、地震や火山の噴火のニュースが増えているように感じていると思いますが、この本の著者は、日本列島は現在「台地変動の時代」に入っていると述べています。

まずは、皆さんに地震や火山活動などのメカニズムなどの知識を理解し、被害を最小限になるようにしていただきたいと思います。

 

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